ドブロざえもん、修行の旅                ドブロざえもん、修行の旅 dobroメンテナンス
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コーンがあかんがやぁっ


ここのところ、気になっとったゾ。

 う~ん、ちょっと音がおかしいゾ、音の響きの中に、いやな音があるゾ。

 そう、コーンの鳴りが少しおかしいゾ、いよいよ来ちまったかぁ?

 だましだまし来たが、いよいよ交換しなかんか?

でも、あんまし時間もないしなぁなんて考えてたら、

  びよよ~ん

  ありゃ、弦が切れちまったゾ

  はぁ、やっぱこれは、はよやりなさいってことかぁ?

  しゃーないでやるかぁ

と、またまたメンテ開始となったのであります。

 いつもどおり、弦を緩め、テールピースを外し、カバープレートを外すと、、、、

  きったなぁ~いゾ

 ホコリまるけだゾ。

画像 034

 んでもってよ~く見ると
画像 030
コーンのネック側の部分が浮いているがな。
画像 031
多少の隙間くらいなら、弦の圧力で密着するから問題ない場合もあるが、こんだけ浮いてて音まで影響あってはあかんがな。
画像 032
後ろ側は隙間がないし。

 しかし、よく考えたら、予備のコーンはクォーターマンの取り外したのしかないしなぁ。確かにこれは、他のドブロを売りにだした時に、新しいコーンをつけるために取り外したもので、なんにも問題のないコーンだったからいいんだけどなぁ。
 今付いてるのは、シアホーンのコーンだしな、、、。

  まぁもう一回だましだまし、調整で済まそう

という結論にいたったわしである。

画像 041


 画像 042画像 043

写真は撮るの忘れたが、コーンのへりが水平に近くなっているところがあるがな。これは、弦の圧力により、コーンが上から押さえられて、除々にこうなっちゃうんだなこれが。

そんでわしの場合は、使い古しのブリッジを水平な台の上に寝かせて、コーンを裏返しにしたヘリの下に挟み、コーンを上から押さえて回します。

 そうすると、ヘリが戻ります。

 しかし、この方法は何回も使えんし、まぁ自信のない御仁にはオススメしません。
 
 一番いいのは、やっぱ交換することです。コーンは消耗品ですからね。

 やっぱカッティングなんかを多用すると早くコーンがイカレますな。

しかも、、 
画像 039画像 040

 足を叩くと音がビビるがな。あかんがなぁ。

てことで、今回はスパイダーブリッジも調整することにしました。

 昔のBeardのビデオなんかを見ると、足の調整は、プラハン(プラスチックハンマーね)で軽く叩いて直すみたいなことを言ってましたが、

  この方法では、足が折れることがある

とのことで、最近では、

  手のひらで押して直す

のです。
画像 036画像 037

この時、重要なのは、当然ですが、

  力加減です(笑)

あんまし、入れすぎると、その足だけ曲がりすぎて、今度はそのほかの足までまた触らなくてはならなくなってしまいます。

んで、またスパイダーブリッジを上から押さえて、足を叩き、紙が通らないことを確認します。

そして、足の先の裏側、つまりコーンに乗る部分が、フラットになるように、各足の面だしをします。
画像 038
各足を順番にヤスリがけをします。

この時重要なのは、

 各足、均等な力で、同じ回数、ヤスリがけをすること

です。

 わしの場合は、同じ回数何往復なんて決めてやっておりますゾ。

 そして、また同じように、足にゆがみがないか、丁寧に試し、指で叩く、紙が台と足の間を通らないことを確認し、また元のようにセットするのです。

 コーンも載せて、全部の面が隙間なく、載っているか確認します。この場合も軽く押さえて、ヘリ付近を軽く叩き、確認します。浮いていれば、音でわかります。

 まぁほんの少し浮く場合くらいなら、弦のテンションで問題ないこともあります。

 まぁこの辺りは口では説明できませぬ。
画像 044画像 045


ぜ~んぶオッケーなら、元どおりに戻します。

楽器、特にこの手の楽器、バンジョーなんかもそうですが、セットしたては、少し音が?に感じるかもしれませんが、弦を張りすこし経つと本来の音になります。つまりセットアップが馴染むと、

 おぉ、すんばらしいがやぁっ

となるのです。

*注 いつものことですが、このわしの方法が全て正しいかどうかは責任もてませぬ。わしがこうやっているというだけです。しかし、今までこの方法で問題がおきたことはございませぬ。もし参考にされる御仁はそこんとこよろしくでございます。

 わしは、この辺りのことは全部自分でやります。先ほども書きましたが、自信のない方はコーンは問題があったら交換された方が確実でしょう。
 まぁわしの場合、弾きかたに問題があるのか、コーンのヘタリが早いので、そんなにはよぅコーンを買うことはできんでなぁ。

 楽器をさわるのは楽しいですゾ。

 そんなことより、腕を磨けと諸先輩方には怒られそうですが。

 自分で触ると、また一段と愛着がわきますゾ。

つづく。

ドブロざえもんの七つ道具

画像 041
現在のわしの七つ道具じゃ。
左上から右へ、ヤスリ(ナット、ブリッジの溝切り用)、ペーパーヤスリ、タイトボンド、ドライバーセット、
ハンマー、デジタルノギス、ネジ用のケース、宛て木用の積み木(子供にもらいました)、コンベックス、String Spacing Rule(溝のスペースを決めるためのもの)
画像 043
溝切り用のヤスリです。この中でドブロで使用するのは、0.020,0.026,0.028,0.036,0.046,0.056です。
画像 044
String Spacing Ruleという商品名のスケールです。
これは、1弦と6弦の位置を決めたあと、このスケールをあてがい、合うところを探します。そしてあったところで、2~4弦の位置をけがきます。
つまり、高音の弦側と、低音側(太い弦)では弦間が異なるのです。

つづく

ブリッジ交換したゾ

 T君のドブロを看ます。
 最初に申し上げまするが、これはいつもの私の方法というだけで、正規のリペアマンの方法ではありません。
 誤っている点もあるかもしれません。参考にされる方はご自分の責任において行ってくだされ。

 ドブロざえもん、お前のやり方でやったら、●●だがやぁ。

というのは勘弁しておくんなまし。

nut 0
 まず弦を緩め、ブリッジ側だけ外しておきます。ナットを確認しましたが、特別問題はなさそうです。
nut 1
 カバープレートのネジを外します。
nut 2
 カバープレートを外した状態です。コーンがかなり汚れています。これも清掃します。
 ブリッジの溝を削りなおしたほうがよさそうです。これが音のこもりの原因でしょう。
nut 3
 ブリッジを外した状態です。ブリッジは手で外れないときは、ドライバーでこじって外します。
 この時スパイダー側を傷つけないように注意します。ブリッジがバンド等で取り付けられているときはヤスリで残ったボンドを削り平面を出しておきます。
 これは非常に重要なことで、スパイダーのブリッジが乗る部分とブリッジの下側がフラットで密着していないとぼやけた音になります。いい音にはなりませぬゾ。
 今回はボンドの跡等みあたらなかったので、このままいきます。
nut 8
 前回のコーン清掃の記事のように、スパイダーブリッジにがたつきがないか調べます。スパイダーの足の先を指で叩くと音でわかります。
 そして前回のように紙を通して通らないことを確認します。
 今回は問題ありませんでした。
nut 4
 私がいつも買って使っているナットとブリッジです。
 いつもBeardのところから買っています。
 http://www.beardguitars.com/Merchant2/merchant.mvc?Screen=SFNT&Store_Code=RO
画像 040
 ノギスで、元のブリッジの高さを測ります。
 *すみません。この作業の時の写真がありませんので、写真は別の日に撮影しております。
nut 5nut 6

 プロのリペアマンは、バイス(万力)にはさんで、鉄ヤスリで磨きますが、私はいつもこのように紙ヤスリで磨いております。
 写真のように往復させ、その都度角度を寝かせます。そうして高さを元のブリッジにあわせるとともに、弦があたる場所のアールをかまぼこ状につけます。
 ブリッジの下側、つまりスパイダーに乗る側は、フラットになっていない場合を除き、削ってはいけません。
nut 7
 削って高さをあわせたブリッジをスパイダーに乗せます。この時、がたつきがなく、密着していることを確認します。この時、ブリッジが硬くてはまらないときは、面を削り、はめます。

 * 私は今まで、購入したブリッジは面を少し削らないとはいらない状態でしたが、今回削らず、すんなり入り  ました。なぜじゃ?
   よく見るとこのスパイダーブリッジには
       14
  の刻印がありません。
   シアホーンはどこかで、特別につくらせたスパイダーブリッジを使っているのか?
   よ~わからんですゾ?
nut 9
 String Spacing RuleというToolを使います。
 http://www.stewmac.com/shop/Tools/Special_tools_for_Nuts_and_saddles/String_Spacing_Rule.html
 このToolで1弦と6弦の位置を決め、残りの弦の位置を出します。
nut 10
 2~5弦の溝を切る位置をけがきます。
nut 11nut 11-2
 各弦の溝を切りますが、溝きり用のヤスリで溝を切ります。
 私はHOSCOのヤスリとStewart Macdonaldで買ったヤスリを使っています。
  http://www.stewmac.com/shop/Tools/Special_tools_for_Nuts_and_saddles/Double-edge_Nut_Files.html
 私は
  1弦 0.020
  2弦 0.020
  3弦 0.026 又は 0.028
  4弦 0.036
  5弦 0.046
  6弦 0.056
のヤスリで削ります。
ブリッジ

 ブリッジの溝切りの一番重要なポイント
 この図を見てください。

 第1 まず溝を切る角度です。これは水平な弦の角度とブリッジからテールピースまでの弦の角度の間の角度で切ります。    これは非常に重要です。この間の角度で切らないと音がビビリます。
    ヤスリで溝を切る際、この角度を確認するために、最初弦を緩めたとき、ヘッド側は外さず、この時にテールピースを仮    止めし、弦を張り角度を見るのです。


 第2 その次は溝の深さです。これは弦が埋まってしまうほど深く切ってはいけません。これについてはいろんな
   意見があると思いますが私はこれがベストだと思っています。
    深く切ると音がこもります。今回はこれが原因だと考えました。
    事実、音のこもりは解消されます。

 
 後は、カバープレート等を元に戻すだけです。

 以上のとおりですが、最後に、最初にも申し上げましたが、これは私の方法です。全てが正しいとは限りませんし、もっと良い方法があるかもしれません。

 溝の深さについては、間違っているのかもしれませぬ。しかしわしはこれがベストだと思っておりまする。


 またご質問がございましたら、遠慮なくメールフォームからどうぞ。

 拙者、ドブロざえもんとて、最初から自分でやりたくて覚えたわけではござらぬ。

 岐阜の田舎侍ゆえ、近くでくわしく知っておって、やってくれる御仁がござれば自分でやることもなかったでござろう。

 しかし、自分でやって音が良くなったときの喜びは忘れられもうさぬ。
 
 そしてまた自分の楽器に対する愛着がさらに増すのでござる。

つづく。

通常のメンテナンス 1

 さて今回は、簡単なコーンの清掃等のメンテナンスについてです。

 諸先輩方、今更ながらの記事で申し訳ござらぬ。ドブロ弾きのためのブログ故、ご容赦願いまする。

 以下の方法については、私のやり方です。これが全てではありませんし、私の方法が間違っている場合もあるやもしれませぬ。まぁこの方法で問題がおきたことはありませぬが、各々方の責任でお願いいたしまする。

 お前のやり方でやったら、●●になったがやぁ

というのは勘弁してくだされ。

まず弦を緩めます。1.jpg
テールピースを外します。ネジを緩めてください。2.jpg
カバープレートのネジを全て外してください。3.jpg
この時に、元ネジがあった場所を忘れないよう、あった場所へネジがつけられるように、私はボックスを用意して分けています。4.jpg

カバープレートを外したら、スパイダーブリッジとリゾネーターコーンを止めているネジを緩めます。
ブリッジの真ん中にあります。
55.jpg
ブリッジを持ち上げ、取り外したら、今度はコーンにまたネジを差し込みます。
そうすると、ネジを持ち上げれば、コーンも持ち上がります、当然ですが、、、。
6.jpg

コーンを持ち上げ、ボディ内部にたまったごみ、ホコリ等を取り除きます。
コーンを横から眺め、ヘリが波打ったりしていないかを確認します。
ネジを持って回せばよくわかります。
7.jpg

今回は、問題がなかったので、コーンの交換又は修正等はしません。
8.jpg
 今度はブリッジですが、スパイダーブリッジの足6本が全て均等に、なっているか確認します。
平らな場所の上に置き、少しだけ上から押さえます。写真では、片方の手で写真を撮っているので、片手で押さえて紙を持っていますが、片手で、ブリッジを軽く上から押さえ、もう片方の手で、紙をブリッジの足と平らな場所の間を通します。
 紙が通るようでしたら、問題ですので修正が必要です。すみません今回は問題がなかったので、作業はしませんでした。次回にはその作業も記事にします。

9.jpg

コーンの清掃をします。いっぱいホコリが溜まっています。
音が悪くなる原因の一つです。10.jpg
ついでにネックの清掃もします。11.jpg
今回はコーンの清掃のみでしたので、後は逆の作業です。
まず、コーンとブリッジをネジでとめます。

* この時、締めすぎるとコーンが破損します。コーンは薄いアルミ製です。締めすぎるとコーン側のネジを受け
 ているところが、上に引っ張られてしまいます。
  ゆっくりネジを回し、硬くなったところで、1/4くらいとめてください。締めてみると感触でわかります。
  ゆるゆるから急にやや硬くなったところから、ほんの少し回せばよいのです。
  後で、もう一度増し締めをしますので、軽くで結構です。
55.jpg
カバープレートを取り付けます。ブリッジはまっすぐになるようにおいてください(後で微調整はできます。)
 カバープレート取り付けの際、ネジは対角線上に順番にしめます。締めるときには、一箇所を締めてしまわないで、ゆるくネジを回し、全てのネジを一応付けたら、順番に対角線上に締めていきます。
 そしてテールピースを取り付けます。
 この時、ネジを右に回すことにより、テールピースは一弦側へ傾きますので、水平になるよう、押さえながらネジをしめてください。傾くとビビリの原因になることもあります。
 弦をはめて、チューニングをすると、音がビビると思います。
 これは、弦を張ることにより、ブリッジにテンションが掛かり、少しコーンが下へ下がるのです。先ほど締めたネジがその分少しあそぶのです。
 この時、カバープレートのパームレスト、手を置く場所の穴からドライバーを入れ、またブリッジとコーンを止めているネジを締めてください。ゆるくなっているのが判ると思います。
 この時も先ほどと一緒で、ゆっくり回し、少し抵抗を感じたら、少しだけ回してください。
 この辺りは、言葉ではいえないのですが、抵抗を感じ硬くなったところから少し回せばよいのです。12.jpg

一応、今回は他に問題が認められなかったので、コーンの清掃のみで終わってしまいました。
また、おいおいその他の調整を記事にします。

質問がございましたら、メールフォームからどうぞ。


ビビリ?ドブロざえもん

 あなたのドブロはビビリませんか?

 弦が古い場合は、弦を交換するだけで、直ることもあります。

 弦がビビル場合のチェックポイントについて私の分かる範囲で書きます。

 ペグ
ペグに緩み、がたつきはありませんか?
ペグナット
ペグのナットが緩んでいませんか?
リング
スクリーンリングにがたつき、隙間はありませんか?
カバープレート
カバープレートに緩み、がたつき、ねじがしっかり締まっていない等ありませんか?
テールピース
テールピースにがたつき、傾いており、隙間がある又は、緩衝用のフェルト、皮等に隙間がありませんか?
テールピース2エンドピン
エンドピンのねじが緩んでいる又は閉め方が悪く、テールピースが傾いていませんか?
スクリュー
リゾネーターコーンのスクリューが緩んでいませんか?
コーン1
コーンのヘリが波打っていませんか?
コーンにごみがたまっていませんか?
コーン3コーン2
スパイダーレッグ

スパイダーブリッジの足がフラットになっておらず、がたつきがありませんか?
平らな場所で上部から軽く押さえ、写真のように紙を通してみるとわかります。

あと、ブリッジの溝切の角度が悪い場合やブリッジの下部がスパイダーブリッジの溝に密着していない場合もビビリがでます。

私が以前ビビリで悩んだときは、結局スクリーンリングの取り付けに問題があったことがありました。

わたしなりの対処方については、また後日記載させていただきます。

つづく
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