ドブロざえもん、修行の旅                ドブロざえもん、修行の旅 ブリッジ交換したゾ
FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブリッジ交換したゾ

 T君のドブロを看ます。
 最初に申し上げまするが、これはいつもの私の方法というだけで、正規のリペアマンの方法ではありません。
 誤っている点もあるかもしれません。参考にされる方はご自分の責任において行ってくだされ。

 ドブロざえもん、お前のやり方でやったら、●●だがやぁ。

というのは勘弁しておくんなまし。

nut 0
 まず弦を緩め、ブリッジ側だけ外しておきます。ナットを確認しましたが、特別問題はなさそうです。
nut 1
 カバープレートのネジを外します。
nut 2
 カバープレートを外した状態です。コーンがかなり汚れています。これも清掃します。
 ブリッジの溝を削りなおしたほうがよさそうです。これが音のこもりの原因でしょう。
nut 3
 ブリッジを外した状態です。ブリッジは手で外れないときは、ドライバーでこじって外します。
 この時スパイダー側を傷つけないように注意します。ブリッジがバンド等で取り付けられているときはヤスリで残ったボンドを削り平面を出しておきます。
 これは非常に重要なことで、スパイダーのブリッジが乗る部分とブリッジの下側がフラットで密着していないとぼやけた音になります。いい音にはなりませぬゾ。
 今回はボンドの跡等みあたらなかったので、このままいきます。
nut 8
 前回のコーン清掃の記事のように、スパイダーブリッジにがたつきがないか調べます。スパイダーの足の先を指で叩くと音でわかります。
 そして前回のように紙を通して通らないことを確認します。
 今回は問題ありませんでした。
nut 4
 私がいつも買って使っているナットとブリッジです。
 いつもBeardのところから買っています。
 http://www.beardguitars.com/Merchant2/merchant.mvc?Screen=SFNT&Store_Code=RO
画像 040
 ノギスで、元のブリッジの高さを測ります。
 *すみません。この作業の時の写真がありませんので、写真は別の日に撮影しております。
nut 5nut 6

 プロのリペアマンは、バイス(万力)にはさんで、鉄ヤスリで磨きますが、私はいつもこのように紙ヤスリで磨いております。
 写真のように往復させ、その都度角度を寝かせます。そうして高さを元のブリッジにあわせるとともに、弦があたる場所のアールをかまぼこ状につけます。
 ブリッジの下側、つまりスパイダーに乗る側は、フラットになっていない場合を除き、削ってはいけません。
nut 7
 削って高さをあわせたブリッジをスパイダーに乗せます。この時、がたつきがなく、密着していることを確認します。この時、ブリッジが硬くてはまらないときは、面を削り、はめます。

 * 私は今まで、購入したブリッジは面を少し削らないとはいらない状態でしたが、今回削らず、すんなり入り  ました。なぜじゃ?
   よく見るとこのスパイダーブリッジには
       14
  の刻印がありません。
   シアホーンはどこかで、特別につくらせたスパイダーブリッジを使っているのか?
   よ~わからんですゾ?
nut 9
 String Spacing RuleというToolを使います。
 http://www.stewmac.com/shop/Tools/Special_tools_for_Nuts_and_saddles/String_Spacing_Rule.html
 このToolで1弦と6弦の位置を決め、残りの弦の位置を出します。
nut 10
 2~5弦の溝を切る位置をけがきます。
nut 11nut 11-2
 各弦の溝を切りますが、溝きり用のヤスリで溝を切ります。
 私はHOSCOのヤスリとStewart Macdonaldで買ったヤスリを使っています。
  http://www.stewmac.com/shop/Tools/Special_tools_for_Nuts_and_saddles/Double-edge_Nut_Files.html
 私は
  1弦 0.020
  2弦 0.020
  3弦 0.026 又は 0.028
  4弦 0.036
  5弦 0.046
  6弦 0.056
のヤスリで削ります。
ブリッジ

 ブリッジの溝切りの一番重要なポイント
 この図を見てください。

 第1 まず溝を切る角度です。これは水平な弦の角度とブリッジからテールピースまでの弦の角度の間の角度で切ります。    これは非常に重要です。この間の角度で切らないと音がビビリます。
    ヤスリで溝を切る際、この角度を確認するために、最初弦を緩めたとき、ヘッド側は外さず、この時にテールピースを仮    止めし、弦を張り角度を見るのです。


 第2 その次は溝の深さです。これは弦が埋まってしまうほど深く切ってはいけません。これについてはいろんな
   意見があると思いますが私はこれがベストだと思っています。
    深く切ると音がこもります。今回はこれが原因だと考えました。
    事実、音のこもりは解消されます。

 
 後は、カバープレート等を元に戻すだけです。

 以上のとおりですが、最後に、最初にも申し上げましたが、これは私の方法です。全てが正しいとは限りませんし、もっと良い方法があるかもしれません。

 溝の深さについては、間違っているのかもしれませぬ。しかしわしはこれがベストだと思っておりまする。


 またご質問がございましたら、遠慮なくメールフォームからどうぞ。

 拙者、ドブロざえもんとて、最初から自分でやりたくて覚えたわけではござらぬ。

 岐阜の田舎侍ゆえ、近くでくわしく知っておって、やってくれる御仁がござれば自分でやることもなかったでござろう。

 しかし、自分でやって音が良くなったときの喜びは忘れられもうさぬ。
 
 そしてまた自分の楽器に対する愛着がさらに増すのでござる。

つづく。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

なるほど

ブリッジの弦幅を決めるスケールがあるんでしょうか?

Re: なるほど

> ブリッジの弦幅を決めるスケールがあるんでしょうか?
こんにちは、いつもありがとうございます。ドブロざえもんです。
そうです。市販されております。ブログにあるとおり私はいつも工具はStewart Macdonaldから買っております。
高音と低音では、溝を切るスペースが異なっています。これは実際のルシアー全員が、そうしているかは疑問です。知人のリペアマンは、まぁ彼の場合は、エレキがメインだからかもしれませんが、等間隔で切ると言っていますし。
正式には、やはり異なっているようです。
この方法には、またこの方法なりの問題点があるのです。
特にブリッジが分割されているドブロだけの問題でしょうが、中心が少しずれるような気がします。
ほんの少しで、気にしなければ問題にならない程度ですが。

それと、またいつかブログに書きますが、ブリッジ、ナットに関する簡単に直す荒技、反則技があるのです。
ブリッジやナットのアタマを削るのです。楽器から外さずに。これは、溝の深さの切りすぎにしか使えませんが。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
おすすめサイト
サウンドハウス サウンドハウス
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。